5/28 運動後の水のがぶ飲みにご用心
こんばんは!!
いつも読んでいただき、ありがとうございます!!!
緊急事態宣言も解けて、私の学校ではやっと部活が再開できそうでかなりわくわくしております😙😙
ただ、もう部活が禁止になってはや2ヶ月
体がなまりになまって、この前久しぶりに動いたときに、びっくりするくらい重たく感じました
重すぎて鉛かよ~って…
さ~て、皆さん少しは涼しくなりましたか???😗
冗談はこのへんにしておいて
激しい運動をするときに、皆さんに少し覚えておいてほしいことがあります
激しい運動をしてる時や、終わった後って汗もだらだらかいて喉もからからに乾きますよね
私も、ランニング終わりは喉が干からびて、水を求めて動き回ります🐕🐕
でも、そんなときあまりやってはいけないことがあります
それは、水のがぶ飲みです!!!
いくら喉がからからで、平泉成みたいなかすれた声しかでなくても
運動終わりで、汗を出しまくった後に水をがぶ飲みすることは、下手をすれば命に関わるような行動なんです
理由を説明すると、
今回の大事なポイントは、汗を大量にかいているという点です
さてみなさん、汗にはなにが含まれているでしょうか??
そうです、塩です!
もっと具体的にいうと、NaClですね
つまり大量に汗をかいているという状態は、体内から大量のNaClが失われていっているという状態なんです
ここで、皆さんが体外に出している汗というのは、体内にある水分の内、細胞外液と呼ばれる部分にあたります
細胞外液とは、文字通り細胞の外に存在している体液のことで、血液の液体成分である血漿と細胞間を満たしている間質液のふたつが細胞外液です
残りの体液は細胞内液と呼ばれているのですが
この細胞外液と細胞内液は、浸透圧が同じになるように互いの間を水が行き来していきます
ここまでの話で、皆さんが汗を大量にかいているとき、体液がどのような変化を起こしているのかを考えていきましょう
先ほども話したように、汗にはNaClが多く含まれています
つまり汗をかいていくと、細胞外液のNaClの濃度が減少していき、細胞外液が細胞内液に対してどんどんと低調に、すなわち浸透圧が低くなっていきます
こうなると、体液の浸透圧を等しくしていくために細胞外液から細胞内液へ水が移動していきます
ここで考えてみてください
汗をかくことで、細胞外液は失われ、浸透圧によっても更に細胞内液へも移動していきます
こうやって細胞外液が減少していき、喉の渇きとして現れてきます
この喉の渇きに応じて、皆さんは水を摂取しようとします🍼
このとき、水を大量に飲んでしまうと、細胞外液は増加しますが
それと同時に、細胞内液も増加していきます
なぜかというと、水というのは体液に比べて低調であるために、細胞外液の浸透圧は水を飲むと、下がっていってしまうためです
細胞内液が増えていくと、細胞はどんどんと膨らんでいきます
この状態を浮腫と呼ぶのですが、これが脳で起こってしまうと、脳は頭蓋骨という入れ物にしまわれているために
膨らむことができず、圧迫され、最後には意識を失って倒れてしまうんです
もしこの時打ち所が悪ければ、そのまま死んでしまうこともあり得ます
このような一連の流れが起こりうるために、運動後のような汗を大量にかいている時には、水ではなくスポーツ飲料などの体液と等張の水分を摂取しましょう
正しい知識で、楽しく運動していこう!😸😸😸