5/29 赤ちゃんに”はちみつ”はご用心!??
こんばんは!!!
いつも読んでいただきありがとうございます!!
いきなりみなさんに質問なんですが、
はちみつって好きですか??🍯🍯
私ははちみつ教信者かってくらいはちみつを愛してやまない人でして、今でははちみつ狂へと変貌をとげ始めています
朝はヨーグルトと共に、勉強中は紅茶やコーヒーにアクセントとして加えて、おやつのパンケーキにははちみつシロップをこれまでかとかけて、夜のリラックスタイムにはホットミルクにはちみつをひと掬い、
私の一日ははちみつに始まり、はちみつと過ごし、はちみつに終わります
そんなはちみつ卿にもうすぐなってしまいそうな私ですが、最近勉強していて愕然としたことがありますO_OO_OO_O
なんと赤ちゃん、とくに1歳未満の生まれたての赤ん坊にははちみつは少々危険な食べ物みたいなんです
無知な私は、もれなく自分に子供が出来たらはちみつ教に入信させようと密かに考えていたので、この事実を知った時
まるで全身の血液が、はちみつに変わってしまったかのように重たく感じました
(たぶん、食べ過ぎでもう変わりかけかけてますが…😮)
すみません、はちみつの話になるといつもよりテンション上がって、おふざけが過ぎてますね😅😅
さて、ここからは少し真面目にはちみつが乳児にどうして危険なのかを話していきます
というのも、この事実なかなか広まっていないみたいで
赤ちゃん向けのはちみつを使った料理とかも紹介されてしまっています
では、どうしてはちみつが赤ちゃんに対して危ないのでしょうか??
単刀直入に申しましょう
ボツリヌス菌です
この菌が含まれている可能性が高いため、赤ちゃんにとっては危険な食べ物となっているのです
ボツリヌス菌は学名を、Clostridium botulinum といい、グラム陽性の大桿菌で偏性嫌気性菌です
このボツリヌス菌は、私たちの周りに広く存在していて、特に土壌や海、川、湖などの土砂中に分布しています🏞
そして極限状態、例えば高温におかれると芽胞という状態に入ることで生き続けることができる菌でもあります
この菌は、偏性嫌気性菌であるため酸素がない状態を強く好みます
つまり、芽胞の状態で真空状態のような嫌気状態に置かれたときに芽胞が発芽し、ボツリヌス毒素という毒素を産生し始めます
この毒素は、神経筋接合部において、アセチルコリンが分泌顆粒から放出されるのを阻害していきます
アセチルコリンが分泌されなくなったことにより、神経から筋への情報伝達がうまくいかなくなり、筋マヒが生じます
このような機構であるため、症状としては眼瞼下垂や構音障害、嚥下障害、重篤な場合は呼吸筋や咽頭筋の麻痺によって呼吸障害を引き起こします
しかしながら、感覚神経への障害が見られないことも特徴の一つです
ではどうして、はちみつが特に危険なのでしょうか?
それははちみつの製造過程にあります
通常はちみつは採取された後、加熱処理を行われ真空詰めされます
ここで思い出してほしいのは、ボツリヌス菌は高温状態でも芽胞を形成することで生き延びることができること
それと、嫌気性状態に陥った時にさかんに活動することです
つまり、もしはちみつにボツリヌス菌が混入していた場合
加熱によって生き残り、そして瓶詰されたあとそのなかでどんどんと増えていくのです
ではどうして私たちは大丈夫で、赤ちゃんだけがその影響を受けるのでしょうか?
それは、生まれて間もない赤ちゃんの腸内細菌叢は未熟であり、ボツリヌス菌が付着しそのまま生き残ることができてしまうためです
1歳を超えてくると、腸内細菌叢もしっかりしてきてボツリヌス菌はそれらに勝てず、影響が出てこないということです😌
さてさて、なぜ赤ちゃんにはちみつをあげていけないかは、もうお分かりですよね??
どうか心に留めておいて、赤ちゃんができたときにはお気を付けください^_^
赤ちゃんには、3密だけでなく、8蜜にも注意していこう🤔
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