6/10 空腹で勉強効率爆上げ!????
こんばんは!!
いつも読んでいただきありがとうございます!!!
きっと皆さん一度は聞いたことあると思うんですが
勉強にはブドウ糖を摂取することがいいって言われませんか??
受験勉強とかテスト週間などに勉強のお供としてブドウ糖をひと舐めしている人もいるかと思います
よく言われるのが
脳はエネルギー源としてブドウ糖しか使えないから
脳を使う作業の時はブドウ糖を摂取すると集中できて効率も上がる
だと思います
ブドウ糖に限らず勉強をするときにはチョコや飴ちゃんなどの甘いものが欠かせないという人は多いはずです
私自身も勉強するときは一口チョコが欠かせない人でした😅
たしかに甘いものを食べると頭がさえて、勉強がはかどるような感じがしますよね
さてこの迷信ともいえるような話は果たして本当なのでしょうか
結論から言えば、半分本当で半分が嘘だと私は考えています
まず何が間違っているのか
それは脳がブドウ糖しか使えないというところです
たしかに脳はエネルギーを保持しておくような機構はありません
具体的に言えば、筋肉のようにグリコーゲンとして蓄えたり、脂肪細胞のように脂肪のような形でエネルギーを保持することはできないんです
なので脳はエネルギーの供給源を外部に依存しています
脳以外の場所でエネルギー源を作り出し、それを血中にのせて脳まで運んでいくんです
そして脳が使用できるエネルギー源としては、一つは血中のグルコースとなります
そしてもう一つあるんですよね、それはケトン体と呼ばれるものです
お酒とかでケトン体フリーとかあると思うんですが
そのケトン体になります
このケトン体は飢餓に陥った時に、肝臓において作られていろいろな細胞のエネルギー源として使われます
なのでまず、脳がエネルギー源としてブドウ糖しか使えないという点が間違いです
しかしながら、甘いものを摂取することは血糖値を急激に上昇させてくれて
脳が使えるエネルギー源が一時的に増えるので、脳の働きが向上し集中力が維持できるのは正しいことです
よく言われてることはここまでなんですが
私はさらに別の要因もあると考えています
それは空腹時にでるホルモンであるグレリンと血糖値の関係です
このグレリンというのは胃から産生・分泌されていくホルモンで
胃の中に食料が入ってない状態を胃が感知することで分泌されていき
摂食行動を引き起こしていきます
しかしこのグレリンというホルモンにはもう一つ大事な働きがあることが報告されているんです
それは記憶力を高めるという働きです
具体的な仕組みはかなりややこやしいのでここでは省きますが
グレリンが脳の記憶を司る海馬に対して働くことで
記憶力が上昇することが分かってきたんです
つまり、おなかがすいている状態で勉強をするとより記憶に定着していく可能性があるということなんです😲😲😲
しかしながらおなかが空いたときというのは血糖値も下がっており
そのせいで集中力が落ちてきてしまいます
そこで甘いものを摂取すると
胃が膨らまず、それによって食物が入ってきたというシグナルは伝達されていきません
つまり甘いのもによって血糖値は上昇し、集中力は維持できるのに加えて
グレリンが分泌されていくことで記憶力の上昇も期待できるんです
ここまでをまとめていくと
勉強の合間合間に甘いものを摂取し血糖値をあげていくことで
集中力が維持でき、なおかつ脳ではエネルギー源として使われるので
脳が疲れたという感覚もなくなっていきます
さらに胃の中にはあまり食料が入っていないためグレリンが分泌されていき
記憶力の増強まで望めてしまいます
つまりです
勉強中に甘いものを摂ることはあながち間違ったことでなく
なんならものすごく理にかなったことなんですね🤣
みなさんもテストや受験勉強の時には
ぜひ甘いものを食べて、より効率よく勉強していこう!!!
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