5/21 自分のことを一番理解してるのって誰??
いきなりですが…皆さんは自分の体のことどれくらい理解していますか??
自分のことを一番知っている人は誰でしょうか??😎😎
恋人?母親?それとも自分のことは自分が一番わかってる?
いやー、甘いです、あまあま笑
皆さんの体のことを一番理解してるもの、それは…
爪です!!!!!
爪なんですねー、これが
ということで今日は爪のこと勉強してきたので、まとめていきたいと思います!
まずは発生学の観点からみていきます。
爪は発生学的には、髪の毛の仲間になります。これはなんとなくイメージできるかもしれないですね
爪の発生はまず、指の先の背中側が厚くなっていきnail bed を形成するところから始まります。このnail bed は上皮が肥厚してできた部分になります。
このnail bed の根元の部分に proximal nail fold と呼ばれる爪の本体を形成していく場所ができた後、どんどんと爪ができていき、先へ先へと延びていきます。
胎生32週までには先端までたどり着き、今皆さんが持っているような爪が出来上がっていきます。
さて、いったん爪が出来上がったあとは、proximal nail fold の奥深くにある 爪母と呼ばれるいかにも爪を生み出しそうな場所がどんどんと産生していきます。
爪はだいたい1ヶ月に3㎜のスピードでここからは成長していきます
発生学の話はこの辺にしておいて、私たちの爪に戻りましょうか
私たちの爪は、爪母で作られていくという話をしました。
ここは非常に多くの血流をうけて爪を、毎日作っていきます。
つまり、爪の状態はもろに血流の状態を示してくれるわけです。
さあ、爪を見てみてください。
もし爪に横線が入っていたら、血流がよくないぞと爪が教えてくれてる証です!!
また、爪を一度思いっきり押して離してみてください。
どうですか?すぐに色は戻りましたか?
戻ったという方、健康です。おめでとうございます🎉🎊
遅いなーという方、冷え性とかおもちですか?
まだまだ行きましょうか、
爪が二枚に割れてるという方、タンパク質はたりてますか??
これは爪が二枚の層でできていて、その間をたんぱく質がつないでくれているため、おこります。
爪をよーく見てみると、光沢があるようにみえませんか?それは爪を守ってくれているキューティクルが光を反射しているのが原因です。
はたまた、爪が柔らかい、とか爪の先がすこし反りあがってるみたいな人はいませんか??
それは鉄が足りてないことを示しています。
キューティクルには鉄が含まれているため、鉄が不足してくると少しずつ柔らかくなってしまうのです。
こんな感じで、爪は体の中で起こってることをたくさん教えてくれてるわけです。
さあ、もうみなさんならお分かりですよね?
みなさんの体を一番理解して、教えてくれてるは誰ですか???
そう 爪ですね
今日からは一番身近で、見守ってくれてる爪にもう少し気を配りながら生きてみてたくなりませんか?